海に還るイメージで
やることあるけど結局眠ってしまった午後。
先日ヒロシさんと櫻井敦司さんの対談をテレビでやっていて、憧れの方と会えたヒロシさんとニコニコ迎え入れる櫻井さん。お二人の雰囲気からもお二人の人柄が伝わってきてほっこりするし、私が思春期から大学生まで自分を保ってきたのはBUCK-TICKにドキドキしたり癒されたりしたからだなぁ。と、改めて感じた。
今、BUCK-TICKのライブdvdを観ている。2002年の作品。アルバム「極東I Love You」の曲がメインだけども、六月の沖縄とかレアな曲も入っている。
2002年、私は大学生だった。理由はわからないけど3ヶ月くらい寝つきが悪くて明け方眠り、日中眠くなる日々が続いたことがあった。体重もそれまで48キロだったのが初めて46キロになったりした。
眠りたいのに眠れない。当時は寮生活だったので消灯時間以降電気をつけていると寮母さんから内線で注意されるので読書は出来なかった。そんなとき、ベッドサイドのミニコンポにヘッドフォンを繋ぎ夜に合う音楽を聴く。
このとき一番聴いたのがBUCK-TICKだった。
特にWARP DAYが心地よくて、癒された。
櫻井さんの歌詞には一貫して独自の生死感が漂っていて、私には妙に安心するし、私には優しくて暖かい。当時、別に死を意識したわけじゃないけど、無理に誰かを励ますわけじゃないBUCK-TICKの世界とか櫻井さんの歌詞には癒された。
眠れない3ヶ月はいつの間にか終わっていた。
今、dvdはLong Distance Callからbrilliantになった。少しあの時の時の気持ちを思い出せた気がする。
BUCK-TICKはいつだって私の心には優しい。