ねこめしの徒然日記

ねこめしと申します。小説家に憧れる猫好きの日記です。

昔の手取り

お題「10万円」

最低賃金が本当に低かった10年前、正社員だったが、手取りは10万9000円ほどだった。8時から17時までの仕事だったし、残業もあまり無かった。事務の方がちゃんとした方、かつベテランの方だったのが救いだったと今でも思う。

今は別の仕事をしている。

10年前は貯めたお金でライブへ行くこともあったが、空港まで物理的に遠くなったのと、ここ数年のコロナの影響ですっかりライブから遠のいてしまった。

今はNCTという韓国で主に活動する多国籍グループにハマッている。韓国には兵役制度があるから多分、今年か来年末以降は全員揃った姿をしばらく見られない。

韓国の音楽産業で面白いなと思うのが、CDの販売形態だ。私はダウンロードよりCDを買うことが多いので思うのだが、日本のCDってプラスティックの容器に入って、シングルは3曲入り1300円とか。アルバムは9〜13曲程度入って3200円。PVのついた特典付けて5000円前後とかの金額が多いと思う。

韓国のアイドル数組のCDを数枚持っているけど、まずパッケージが紙で作られていて、厚めの表紙の写真集の中にCDが入っている。NCTだと20曲入っているCDがめちゃくちゃ豪華な(語学とかの参考書みたいな厚さ)写真集の中に入っている。ランダムにメンバーのトレーディングカードが入っていて3400円だった。

私はとくに曲をより多く聴きたいので、曲数多いのに安いのはありがたい。曲の系統もいろいろあるのでNCTにすっかりハマってしまった。

第7感という曲があるのだけど、日本だと恐らくデビューして間もない若いアイドルが歌って踊るイメージのない曲で、なかなか独特な雰囲気がある曲だ。これを曲に合うダンスとラップにメインボーカル(低音、中音、高音で一人ずついる)が見事に仕上げている。この曲に参加している若いメンバーは当時16歳なのだが、ラップが見事。

NCT全体で聴くと、私はリーダーのテヨンさんの低音ラップと、最年長でメインボーカルのテイルさんの歌声(普段の声からもう素晴らしい)が特に好きだ。なんなら、二人の感性が好きだ。

今は10万円代の手取りじゃ無くなったから、お金を貯めてまず、NCT127のライブへ行きたい。
もちろん夫も一緒に。

#NCT