退職した。
退職と共に引っ越しをした。本当に静かだ。近隣の学校のチャイムは聞こえるけど、実家を出てから今まで過ごした場所で一番静かかも知れない。
前職についてはあまり書かないでおこうと思うが、コロナの悪い影響で土日に急な出勤があり(金銭的な手当なし)この生活をいつまで続けるのだろう。と。異動になれば引っ越しもあるので私の中で異動も退職も同じになったのだ。晩ごはんを10時ごろに食べる生活も7年目になっていた。月経不順も続いた。
キャリアがもったいない。というお声かけも何人かから頂いたが、仕事で得た知識と経験、人との関わりは宝だが、私にあった肩書き自体は次の仕事にあんまり使えないと思う。
自分の蓄えてきたいろんなものと、夫の理解もあって、今に至る。
日々の時間割を作ってみた。
放送大学は3年目になった。テレビとラジオで勉強中である。町の学校のチャイムが聴こえるから合わせてみた。公募に挑戦したり、一度やめていた文章講座を再チャレンジしようと思っている。
新たな音楽との出会い
久しぶりにCDを購入した。まだ手元には届いていないけれど。音楽に感動できる感性がまだ、確かにあった。それを確認できたのも良かった。
「何かひとつ、欲しくなったらそれまで大事にしていたものをひとつ手放す」生き方をしてきたので、多分何か私の日常からひとつ減る。
私の何かを変えてしまうのはいつも何かしらの作品であって、見つけて縋るものはいつも人ではない。心の拠り所は、誰かが書いた言葉や、創り込まれた音楽。
こういうところ、私にとっての宗教みたいなものだと思う。
CDが届くのが待ち遠しい。
いろんな想いの詰まった7月
7月8日の金曜日はなんともやるせない気持ちになった。いやな世の中になってしまった。
昨日は不安定な気持ちを変えるべく、本屋へ足を運んだ。
「光が死んだ夏」
著モクモクれん
春くらいから本屋さんで平積みされていて、試し読みの小冊子をパラパラ読んでみた。
まず、表紙から「切なさ」と「夏」のイメージが湧いてくる。本編は夏の放課後のシーンが何度か出てくるのだけど、蝉の鳴き声が聴こえてくるような錯覚をしてしまう。
夕暮れに汗をかきながら自転車を押して帰る描写とか、田舎特有のプライバシーが無さそうな感じや、夏服でもセーラー服のスカートがちゃんと長くて、そういうところもリアルだと思った。
ジャンルでいえば、間違いなくホラー。ホラーの中に「主人公」と、「まだ得体の知れないもの」の葛藤が描かれていて、新鮮でした。これはアニメでも観てみたい。まだ1巻が出たばかりですが
もう待ち遠しい。
情緒的な雰囲気のホラーが読みたい方にオススメです。(内容は全然違うけど、恒川光太郎さんのホラー小説が好きな方になんとなくおすすめしたいです)
ひとり時間②
夫が不在なのでゆるゆるした土曜日だった。まず、起きたのが昼前である。いくらでも寝てしまう。午後まで寝てしまうと、顔は洗っても化粧をする気にならず、お金を使う気にもならず。インドアで過ごす。なんなら金魚とメダカのご飯の為に起きる。
しかし、夜になって「新耳袋」を観てみたくなりレンタルショップへ行くも置いておらず。帰りに寄ったドラッグストアでマスクを買って帰った。
今日会話したのはドラッグストアのレジの人だけだった。
結婚する前はこれは休日の日常だったので、夫が不在だとすぐこういう感じになる。
それでも布団で寝ていて自然と端に寄ってしまう辺りは夫ができてから所帯染みたんだな。と思う。明日はモーニングコールする。
ひとり時間
職場の先輩から頂いたお菓子を食べつつ、田中さんの本を読む。金曜日の夜。ちょっと気持ちに余裕の出来た夜だった。
先輩は地元が県外だけどコロナのご時世で帰省できず、地元のお菓子を取り寄せたとのこと。バターの風味と焦がしキャラメルのような風味が美味しかった。
早く、気軽に帰省できる世の中になればいい。
田中さんは以前、ブログにも書いたけど、好きなYoutuberの一人だ。感情的にならない、知性的でユニークな人。動画でよく野良猫と遭遇してますが、逃げられないから本当に猫からしたら程よい距離感なんだろうな。と、いつも興味深いです。
10代の時に他人に対して感じていたことが赤裸々に書かれていて、私自身も同じようなことを考えていたから思い出して、今となっては身悶えるような事もあるのですが、田中さんは自分自身を冷静に分析していて、そういうところが動画を観ても、本を読んでも、心を落ち着かせてくれます。
最近、mbtiという性格分類診断をネットでやってみたのですが私はintpでした。田中さんも以前、ネットのインタビューでintpと言っていたのでコスメティック田中さんの「正しい孤独マインド入門」は私のような人には日常の選択指をちょっと広げるヒントになりました。(それ以上に共感する部分が多々あったり)
休みの日に、今日1日誰とも会話しなかったな。というのが通常になってる人へ。コスメティック田中さんの動画オススメです。
肉体的疲労と猫の癒やし効果について
まず、私の家に猫はいない。職員住宅なのでそもそも一緒に暮らせやしないのだ。
こんな時間にブログを書いているのは持ち帰り仕事を一つ終わらせたばかりだから。そして7時30分には出勤する。キツイ。
突発的なことの対応が増えて本来の業務ができにくい。癒やしはたまに見かける猫たちである。今日は信号待ちでグレーと白のフサフサした猫を見つけた。いくらでも信号待ちできる。
こういう日常の癒やしがなくなったらきっと糸、意図が切れるのだろうなと思った。
黄色は徐行しなきゃいけないんだけど、私は今、何色なんだろう。
土曜日の朝である
充実した木、金だった。同僚と月曜〆切の企画書の案をまとめて、仕上がったらお互い笑顔になって、達成感も感じた。和菓子を差し入れしてくれた先輩は女神のようだった。
21時過ぎから晩ごはんを作って、夫も帰宅が遅いから23時位に二人で晩ごはんを食べている。40歳近くなって、この生活は正直キツくなっている。でも、二人で食べる晩ごはんだから、なんとか1日を終えることができている気がする。
一週間を終えて昨夜は布団の中で「仮眠を取るか、モーニングを食べに行くか」どちらを自分への褒美にするか考えた。
起きたら10時過ぎだったので私の体は仮眠を選んだ。パンとトマトとコーヒー。そして…
結婚した同僚からの引き出物のアイスである。朝から銀座のアイスである。
銀座のアイスを食べながら録画したネコメンタリーと、壇蜜さんと五箇公一さんのSwitchを観ている。至福の土曜日朝である。